Joeの日ジョー
2012年02月17日
京都の冬 (2)
5日(日)は予定もないので、節分は過ぎたけど、吉田神社に行ってみやうと、ホテルを出た。
ところがところが本来の風来坊癖がまた出てしまったのだ。
真っ直ぐ吉田神社に行かないで、まづ地下鉄で〈蹴上〉に出て南禅寺に行く。
ここは疎水を流す『水路閣』ばかりが有名になってゐる。
カメラを構える、老若男女の観光客で一ぱい。
水路のかたちはセゴビアで見たローマの水道橋のミニ版みたいだが、
この煉瓦づくりの風情はやはり日本だなと思ふ。
しかし、南禅寺より水路閣ばかりが人気があると言ふのは、やはり変だ。
ボクはつむじを曲がりだから、水路閣の上を流れる疎水の様子だけをUPしておく

あまりにも人が多く、みんな写真をバチバチ撮ってゐる。それだけがここでの目的のやうだ。
南禅寺を見学した後、次は永観堂。
ここの見返り阿弥陀さんはええなぁ~
肩越しに「永観、遅し」とおっしゃって振り返る阿弥陀如来・・・
樹々の影に見え隠れする多宝塔も風情がある。

さらに「哲学の道」を北へ歩む。品のいい南天が真赤な実をつけてゐた。

2012年02月16日
京都の冬 (1)

京都に住む妹が、演奏会形式のオペレッタ『こうもり』にバックコーラスで出演すると言ってチケットを送ってきた。
で、4日(土)京都にでかけた。 当然チケット代より交通費の方が高く付く。
でもまあ長年会ってない妹のことだ行ってやらうか…
と、出かけたのだ。会場は北山の京都コンサートホール。
京都教育大学管弦楽団OBオーケストラと同大関係者による演奏。
ソロもオケもコーラスも、ま、セミプロと言ふところか、くらいに思ってでかけた。
ところがこれが面白い。プロでないだけに出演者自身が楽しんでいるのだ。
音が楽しいと書いて音楽なんだから、演奏者が楽しむアマの音楽は聴いていても楽しい。
衣装を着けたコーラスも、乗りに乗って振りも自然で聴いてゐても嬉しくなる。
そう、シュトラウスのオペレッタと言へば、
まだ10代の若い頃、大阪大手前の毎日ホールでみたのが最初だ。
当時はプロもまだうまくなくて、シュトラウスのウイーン風リズムもぎこちなかった。
それでも木下保や藤原歌劇団のメンバーなど当時の最強のスタッフだったのだ。
戦後間もない頃のことだ。なまの音に飢えてゐたボク達は、感激に胸震せて聴いたもんやった。
色々な回顧の思ひを抱いて、寒い冬の京都の街を、熱い想ひを抱えてでホテルに帰ってきた。
北山のあたりはしんしんと冷える感じだったけど、その冷えもなんだか快かった。
妹の姿は遠くでよく見えなかったけど、生きてゐればまた会へるさ…


