5日(日)は予定もないので、節分は過ぎたけど、吉田神社に行ってみやうと、ホテルを出た。

ところがところが本来の風来坊癖がまた出てしまったのだ。

真っ直ぐ吉田神社に行かないで、まづ地下鉄で〈蹴上〉に出て南禅寺に行く。

ここは疎水を流す『水路閣』ばかりが有名になってゐる。
カメラを構える、老若男女の観光客で一ぱい。
水路のかたちはセゴビアで見たローマの水道橋のミニ版みたいだが、
この煉瓦づくりの風情はやはり日本だなと思ふ。

しかし、南禅寺より水路閣ばかりが人気があると言ふのは、やはり変だ。
ボクはつむじを曲がりだから、水路閣の上を流れる疎水の様子だけをUPしておく
水路閣上 
南禅寺


あまりにも人が多く、みんな写真をバチバチ撮ってゐる。それだけがここでの目的のやうだ。

南禅寺を見学した後、次は永観堂。

ここの見返り阿弥陀さんはええなぁ~
肩越しに「永観、遅し」とおっしゃって振り返る阿弥陀如来・・・

樹々の影に見え隠れする多宝塔も風情がある。

永観堂

さらに「哲学の道」を北へ歩む。品のいい南天が真赤な実をつけてゐた。

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