2007年12月28日

やっと刊行できました

6018defb.jpg

 

 

 2006年の題詠100首blogの10首選集が、
 やっとこの11月1日に刊行になりました。

 書名は 『短歌BLOGを走る』 
 五十嵐きよみ編(発行:ブックパーク)です。

 


  
 Joeの歌10首は次の通り

(風)   ふうわりと優しき風を屋根にのせ赤き電車は春へと走る

(椅子)  古びたる椅子捨てかねて迷ひゐる 幼き日々の思ひこもれば

(雨)   すきとほる柿の若葉のうすみどりはつかに濡らしこぬか雨ふる

(垂)   雨垂れは軒端を伝ひ落ちてくる 鬱 閉じ込めし小さき水滴

(鍵)   頑なになりゆく胸の結ぼれを解く鍵欲りて モーツアルト聴く

(凍)   風すさび身も凍るかの北の海の迫門(せと)行く船の水尾(みお)は鋭き

(しずく) 日のしづくしたたりやまぬ野に出でてタンポポの黄を摘めば春往く

(拝)   礼拝の人出できたる聖堂の外は物乞ひ居りて雨降る

(砂糖)  所在なく氷砂糖をなめてみる妻の外出(そとで)の雨の日の午後 

(器)   手にとりて白磁の器いとしめば金糸雀(かなりあ)色の酒が囀る


このあと短歌に関する記事は短歌ブログ『たまゆらのいのち』に載せます。


at 01:31│Comments(6)TrackBack(0)この記事をクリップ!2006年題詠100首参加作 

トラックバックURL

この記事へのコメント

1. Posted by 永   2007年12月28日 08:44
joe様、ご無沙汰しています。短歌の発刊、真におめでとうございます。残念ながら、私はこのような高尚なものとは全く縁がなかったのですが、これを機会に購入させてもらいます。今後もスローでご健康に留意されつつご活躍をお祈り申し上げます。
2. Posted by Joe   2007年12月28日 16:07
お目にとまって嬉しいです。
ボクの短歌なんか高尚なんてものじゃありませんよ {すいません}
日々の思いをガサツに表現しただけです。
この本、買っていただくほどのものではありません。
お読みいただけるならお送りしますよ。
3. Posted by ぴろ   2007年12月28日 22:21
おめでとう御座います、今本屋さんに頼んであります、上手く届くかな、お正月の楽しみにしています、
良い新年をお迎え下さい、きっと又短歌探訪の旅路かな?
4. Posted by トコおばさんより   2007年12月28日 22:48
{朝日}
Joeさん
おめでとうございます。
私は全くの素人ですが、
お歌が爽やかに軽やかに流れているところがいいですね。
良いお年をお迎えになって、祝杯をあげられることでしょう。乾杯。
5. Posted by Joe   2007年12月29日 00:46
ぴろさん 
ありがとうございます
Joeの手元にも何冊かありますので、
ご迷惑でなければ贈呈させてください。
SWに載せてあるアドレスにご連絡くだされば、お送りします。 Joe
6. Posted by Joe   2007年12月29日 00:57
トコおばさん さま
めったに書かないblogをお訪ねくださり、
ありがとうございます。
「爽やかに軽やか…」なんて過分のお褒めですよ{ダメ}。
こちらこそトコおばさんの教養の深さを尊敬しております。 Joe

コメントする

名前
URL
 
  絵文字